前回から引き続き、「しんかい6500」のプラモデルを作っていきます。
前回までで、「しんかい6500」のコックピットに当たる「耐圧殻」の組み立ては終了しました。これでようやく本体の作製に手が出せますね。いや耐圧殻も紛れもない本体ではありますが…ここで言う本体とはそうでなく、いわば外皮に当たる部分のこと。耐圧殻だけ見せられてもなんのこっちゃわかりませんからね。「これぞしんかい6500だ!」と言えるようなシルエットが早く欲しいわけです。
ではここから、完成した耐圧殻を本体へ接続していきます。本体自体のパーツは大きめなので、最初からその形はほぼ出来上がっています。あとはそこにLEDユニットを組み込ませ、耐圧殻と接続!耐圧殻のクリアパーツ(覗き窓)から光が漏れるという仕組みです。
耐圧殻の接続後、よく見ると一本のLED配線が表に出ていますね。これはどうやら、船体前部にある投光器へと繋げるようです。いやしかし、これだけでも興奮物ですね。過程ごとに並べて飾っておきたいぐらいです。
続いてそのまま船体前部の組み立てに移行。先程の表に飛び出たLED配線を投光器部分に接続させ、外皮をはめ込んでいきます。少しづつ「しんかい6500」のシルエットが分かるようになってきましたね。耐圧殻が剥き出しなんて、どう考えても未完成。しかし、それが何故だか妙な興奮考を覚えさせます。
さて次に小さなパーツを組み立てていくわけですが、一体どの部位になるかというと…船体前部に接続されている撮影用のカメラですね。これもまた細かい所まで再現されています。マニピュレータ(アーム)はまた後程登場します。
様々な角度で設置された無数のライトとカメラ。「あぁ!暗い!撮れてない!」なんてことが無いようにでしょうか?人が外に出て作業出来ない分、潜水艇には人の手となり足となる繊細な部分が必ずしも必要になってきます。潜水艇自体が1つの生物かのように動き回る姿…是非とも拝見したいものですね。
次回も乞うご期待!