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クラゲの面白い構造や不可思議な生態、その魅力について語りたい(Part.2)

どうもみなさん、カシオです。前回に引き続き、クラゲの体の構造について語らせて頂きたいと思います。前は彼らの「心臓」や「血管」の働きを担う部位についてのお話をしましたね。今回は、その他の部位についてご紹介していきます。

クラゲ 体 構造 生態 魅力

クラゲの体にまつわる面白いお話②

あまり見えないけど…クラゲにもちゃんと目はある!?

クラゲに目はあるのでしょうか?実はちゃんとあります。と言っても我々人間がもつような目とはちょっと違います。もう少し原始的…と言ったらクラゲに失礼かもしれませんが、そこまで発達していない目を持っています。その名も「眼点」。クラゲの傘の縁を見てみると、いくつか割れ目のようなものが見えますね。ここに、眼点がポチッとついています。子供の頃は特にわかりやすいですね。

クラゲ 体 構造 生態 魅力 目 眼点白く輝く目、「眼点」

この眼点は物体を綺麗に映し出す…というものではなく、明暗がわかる程度だと言われています。私も目は悪いですがクラゲほどじゃありません。クラゲの種類によっても見え方に若干差があるようで、例えば夏場によく現れるアンドンクラゲなどは人の影に反応し逃げるほど発達しています。と言うよりも彼らの移動スピードは尋常じゃなく早いですね。もうクラゲではないのでは…?
明暗がわかることにどののうなメリットがあるのか…もしかすると、光に集まるプランクトンを求め明るい方に向かうことができる…のかもしれません。

 

 

大食漢なクラゲを支える大きな胃と、口と、肛門

さて、クラゲに胃はあるのか?あります!クラゲの体色によって見にくい見やすいはありますが、基本的にはあります。例えばミズクラゲの場合、傘にある4つの輪がこれにあたります。なおこれは、繁殖に欠かせない「生殖線」も兼ねています。クラゲの体は透明なので、胃に餌が入ると一目瞭然。ただ前回にもお話したように、一度胃に入れた餌を消化せずに吐き出してしまう場合もあります。「胃に餌を入れすぎた時」や、「餌が固くて消化できない時」「外部刺激を受けた時」などに起こりやすくなりますので注意しましょう。

クラゲ 体 構造 生態 魅力 胃お腹いっぱい食べた後のクラゲ

また、「一度に多量の餌を与えた時」や、「餌の大きさが体に見合っていない時(大きすぎるor小さすぎる)」「水質が悪い時」などでは、そもそも餌を胃に入れさえしません。ではこの餌はどうなるのか…クラゲの体から分泌される粘液によって固め落としてしまうのです!こういうところもまた可愛いですね。餌を食べてちゃんと消化したかどうかは、彼らの体色を見ればすぐにわかります。これは前回にも言いましたね。消化された餌の養分は体の隅々へ送られるため、食後のクラゲの体はその餌の色にうっすらと染まっていくのです。これを目印にして下さい。

ちなみに、クラゲの傘中央から延びている帯のようなものは、「口腕」と呼ばれる器官になります。いわゆる口、食道の役割を担う部分です。また、肛門でもあります。食べるところと出すところが同じなんて…考えられませんね。

クラゲ 体 構造 生態 魅力 口 食道 肛門 口腕食べる所と出すところは同じ

ミズクラゲの場合、触手により絡めとられた餌はまず傘の縁数ヶ所に団子状に固められます。そしてそこに口腕が延びてきて、団子状になった餌を舐めるように取っていくわけです。

クラゲ 体 構造 生態 魅力 口腕団子状にまとめられた餌

なお、口腕に直接付いた餌はそのまま飲み込みます。クラゲの種類によって餌の食べ方も若干異なりますので、是非ゆっくり観察してみてはいかがでしょう?

 

さていかがでしたか?クラゲの体って面白いですよね。まだまだ語り足りませんが、今回のところはここまで。次回は…そうですね、クラゲの呼吸法方の説明なんて面白そうじゃないですか!?ではまた。カシオでした。

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