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【おすすめ生き餌(海藻類)一覧】植物食性の生物に!便利なストックアイテムも盛り沢山

こちらでは、通販で扱われている草食性海水魚におすすめの生き餌(海藻類)及び、その保存(ストック)用アイテム(水槽・機材・用品等)のおすすめ品を一挙にご紹介しています。餌付け時にはもちろん、様々な場面で活躍する数々の生き餌たち。そのストック方法も様々ですね。メリット・デメリットをしっかりとおさえつつ、目的にあったものを選択しましょう。

通販おすすめ生き餌(海藻類)一覧

餌付け時や拒食時に!副食としても

餌付け時や拒食時にはもちろん、レイアウト用・リフジウム用としてもおすすめな海藻類。ウミブドウやアオサ、ジュズモの仲間など、通販で「生き餌」として扱われている海藻類にはいくつかの種類があります。ここからは、そんな数ある海藻類の中でも比較的維持しやすいおすすめ種を厳選してご紹介していきます。

[icon name=”leanpub” class=”” unprefixed_class=””] おすすめ生き餌一覧
  • ウミブドウ
  • アオサ
  • ジュズモ
  • タカノハヅタ
  • センナリヅタ
  • ヘライワヅタ
  • ビャクシンヅタ

ウミブドウ

リフジウム用としての人気も高いウミブドウ(別名:クビレヅタ)。ライブロックや砂に活着させることが可能なので、レイアウト用としてもおすすめです。比較的丈夫で成長も早く扱いやすい種ではありますが、水質悪化・栄養塩の蓄積にはやや弱く、照明があまりにも弱いと徒長してしまうため注意が必要です。

 

アオサ

ソフトな口当たりで、草食性海洋生物にも大人気なアオサ。レイアウトに使用することも可能ですが、ライブロック等でしっかりと固定させなければすぐに水流で流されてしまうでしょう。比較的丈夫な種で栄養塩の蓄積にも強いですが、かなり強めの照明が必要となります。

 

ジュズモ

その名の通り、葉が数珠(ジュズ)のよつに一列に並んだ海藻。日本国内においてはホソジュズモやフトジュズモなどの数種類が確認されており、それぞれ形状は多少異なります。レイアウトに使用することも可能ですが、流されないようにライブロック等に絡ませる必要があります。アオサほど強い照明は必要ありませんが、水質悪化・栄養塩の蓄積にはやや弱いため注意が必要です。

[icon name=”arrow-circle-down” class=”” unprefixed_class=””]フトジュズモ
[icon name=”arrow-circle-down” class=”” unprefixed_class=””]エナガジュズモ

 

タカノハヅタ

鳥の羽を彷彿させるその形状から、「フェザー(フェザープランツ)」とも呼ばれているタカノハヅタ。とても美しく、レイアウト用としても人気があります。ライブロックや砂に活着させることが可能です。比較的丈夫で成長も早く扱いやすい種ではありますが、気を抜くとサンゴに覆いかぶさってしまうほど急成長して光合成を阻害しまうため、注意が必要です。

 

センナリヅタ

見た目はウミブドウに似ていますが、粒(葉)が全体的に大きくしっかりとしており、透明感があまりないことから容易に区別することができます。ライブロックや砂に活着させることが可能なので、レイアウト用としてもおすすめです。比較的丈夫で成長も早く扱いやすい種ではありますが、水質悪化・栄養塩の蓄積にはやや弱く、照明があまりにも弱いと徒長してしまうため注意が必要です。

 

ヘライワヅタ

 

ビャクシンヅタ

葉の形状が、針葉樹の「ビャクシン」に似ていることからこの名が付けられました。比較的丈夫な種ではありますが、成長はやや遅い部類に入ります。ライブロックや砂に活着させることが可能なので、レイアウト用としてもおすすめです。

 

 

保存(ストック)用アイテム一覧

水槽・照明・その他ストック用おすすめアイテム

通販で扱われている様々な生き餌(海藻類)。もちろん海で採集してくるのもいいですが、時間と手間を考えるとあまり現実的とは言えませんね。やはり、「自宅で増やし、定期的に与える」というのが最も理想的な形と言えるのではないでしょうか。しかし、そのためにはいくつかのアイテムが必要になってきます。ここからは、そんな生き餌(海藻類)ストック用おすすめアイテムを多数ご紹介していきます。

[icon name=”leanpub” class=”” unprefixed_class=””] 保存(ストック用)アイテム一覧
  • ストック用独立水槽
  • リフジウム水槽
  • 隔離ケース(水槽内)
  • 照明
  • 水温計
  • 底砂
  • ライブロック

 

ストック用独立水槽

他の水槽に接続されていない、完全に独立した生き餌ストック水槽。「海藻類が枯れた時の水質悪化をメイン水槽に持ち込みたくない」という方にはおすすめです。他の水槽と連結されていないため、ろ過槽やポンプ、ヒーターなどが別途必要になります。個別で揃えるのもよいですが、あらかじめセットになったものも多数存在しています。

 

リフジウム水槽

他の水槽に接続された水槽。リフジウムの様式・設置方法は様々ありますが、水槽の上部ろ過槽外掛け式などによる接続が主流となっています。リフジウム水槽には連結されたメイン水槽内の飼育水がそのまま循環してくるため、水質が安定しやすく、海藻類による栄養塩吸収効果の恩恵を両水槽共に受けることができます。またリフジウム分の海水が増えるため、水槽全体の水量が増えるということにも繋がります。しかし、メイン水槽と同じ水が循環するということは海藻類が枯れた時の水質悪化も共有してしまうということなので、多少リスクがあるとも言えるでしょう。

 

隔離ケース(水槽内)

水槽内に設置するタイプの隔離ケース。ケースの一部分がメッシュもしくは格子状になっているため、水槽内に沈めるだけ設置完了です。海藻類による栄養塩の吸収は見込めますが、リフジウムと違い水槽の水量自体は変わりません。また多くの場合底砂が敷けないので、発生した微生物・プランクトンの維持に関しては困難になるでしょう。海藻類が枯れることによる水質悪化は、リフジウム水槽と同様、メイン水槽に及んでしまいます

 

照明

海藻類を維持・成長させるために欠かせない照明。種類にもよりますが、多くの海藻類の場合、比較的強めの照明による長時間(場合により24時間)の照射が必要となります。照明の光量や照射時間が不足してしまうと、葉が変形してしまったり、徒長してしまう原因にもなります。また最悪の場合、そのまま枯れてしまい水質を悪化させることにも繋がってしまうでしょう。

 

水温計

例えメイン水槽と同じ水が循環している水槽(リフジウム)であったとしても、水温計の設置をおすすめします。というのも、基本的に照明が近い(強い)場所に置くことの多い海藻類のストック水槽は、その照明により水温が上がっている可能性が高いからです。高水温に弱く、水質変化にも敏感な海藻類にとって水温を維持するというのはとても重要なことです。そのためにも、万が一の事を考え常に水温を確認出きるようにしておきましょう。

[icon name=”arrow-circle-down” class=”” unprefixed_class=””]アナログ式水温計

[icon name=”arrow-circle-down” class=”” unprefixed_class=””]デジタル式水温計

 

底砂

海草類の根は土壌から栄養分を吸収するためにありますが、海藻類の根はあくまで岩や砂に固定するためにあるものであり、栄養分は葉から直接吸収しています。そのため、海藻類のみの維持・成長が目的であるという場合、底砂は無くとも問題ありません。しかし、有益な微生物やプランクトン類の発生・維持も兼ねたストック水槽であるという場合には、底砂を使用した方が良いでしょう。使用される底砂としては主に、サンゴ砂やミラクルマッド等が挙げられます。「嫌気層を作る」という目的で底砂を使用している場合もありますが、水槽内での嫌気層構築・維持は難しく、一歩間違えれば有毒な硫化水素等を発生させる原因にもなるため、注意が必要です。

[icon name=”arrow-circle-down” class=”” unprefixed_class=””]サンゴ砂

[icon name=”arrow-circle-down” class=”” unprefixed_class=””]ミラクルマッド

 

ライブロック

ライブロック(Live rock)とは、主にサンゴの死骸の表層に様々な生物が定着した状態のものを指します。ろ材と同様バクテリアの住処となって水を浄化してくれたり、生物のシェルター(隠れ家)としても働きます。一部の海藻類はこうした岩や砂に活着させることが可能であり、レイアウト用としてはもちろん、リフジウム水槽においても広く一般的に使用されています。