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「AQUA-U(アクアユー)」別途必要な機材・アイテム紹介

GEX(ジェックス)より発売されている新構造のオールインワン小型インテリア水槽「AQUA-U(アクアユー)」。こちらでは、本水槽の立ち上げ時において私が実際に準備した機材・アイテムに加え、掃除・メンテナンスに役立つアイテムなども多数ご紹介していきます。

[st-marumozi fontawesome=”fa-exclamation-circle” bgcolor=”#ef5350″ color=”#fff” radius=”30″ margin=”0 10px 0 0″]今回この「AQUA-U(アクアユー)」では、クラゲの飼育を行っていきます。[/st-marumozi]

「AQUA-U(アクアユー)」のセット内容と必要機材・アイテムについて

充実したセット内容が嬉しい!用途に合わせて必要アイテムも準備しましょう

この「AQUA-U(アクアユー)」は、その充実したセット内容も売りの一つとなっています。詳しいセット内容は以下の12点です。

[icon name=”leanpub” class=”” unprefixed_class=””] セット内容
  • 本体
  • ガラスフタ
  • ろ過槽用フタ
  • 専用ろ過材(活性炭スリムマット)
  • モーター
  • ストレーナー(2個)
  • ストレーナースポンジ(2個)
  • ベースカバー(2個)
  • ベースパイプ(2個)
  • ベースフィルター(1個)
  • 吐出口
  • LED照明(リーフグロー)

 

 

 

「AQUA-U(アクアユー)」に必要な機材・アイテムについて

ろ材・底砂・ヒーター等、飼育する生物にあわせて選択を

これだけでも十分嬉しいですが、飼育する生体によってはその他いくつかのアイテムが必要となってきます。なお、安定した飼育水を作るためにもろ材はなるべく追加するようにしましょう。特に底面式フィルターを採用しない場合、付属のスリムマットだけではかなり心もとない環境となってしまいます。

[icon name=”leanpub” class=”” unprefixed_class=””] 別途必要機材・アイテム
  • 生体
  • ろ材
  • 底砂
  • ヒーター
  • 水温計
  • レイアウトアイテム

ろ材は、可能であれば「他の水槽で使用していたもの」や市販の「バクテリア付きろ材」を使用するようにしましょう。これらを用いることにより水槽の立ち上げ期間を大幅に短縮することができます。これらは底砂に関しても同じことが言えますね。もちろん、パイロットフィッシュを用いる立ち上げ方法でも十分です。

 

 

生体(クラゲ)

こちらの「AQUA-U(アクアユー)」は基本的に、底面式フィルターでろ過を行います。あくまで個人的な意見ですが、底面式フィルターはクラゲの飼育に適しているように感じます。底砂に体がぶつかることにより形崩れを起こす心配もありますが、これは飼育するクラゲの種類や大きさ等によっても左右されるうえ、泳ぎ方・動き方による個体差もあります。少なくとも一般的な水槽に比べ、この底面式フィルタータイプの水槽であればクラゲがろ過槽に吸い込まれる心配はしなくてすむのではないでしょうか。またこの「AQUA-U(アクアユー)」は、水が底面より優しく吐き出されています(水面が揺らぐ程度)。この優しい水流は酸素供給の働きも担っており、なおかつ繊細なクラゲの飼育にも適した水流と言えるでしょう。

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ろ材

飼育水づくりに欠かすことのできないろ過バクテリアの住み処となる「ろ材」。このろ過バクテリアは生物が排出した有害なアンモニアを、毒素の低い硝酸へと分解(酸化)し、生物の飼育に適した水をつくりだします。ろ材は水槽本体横の「U-TOWER」と呼ばれるろ過槽内に収納可能で、付属品でもあるスリムマットタイプのろ材はもちろん、その他の空いたスペースには一般的なタイプのろ材を沈めておくこともできます。

 

【GEX】活性炭スリムマット

GEX(ジェックス)から発売されている、交換用のろ材。同社の販売商品であるろ過槽の一部に適合しています。活性炭の吸着力により、水の濁り黄ばみ悪臭を取り除いてくれます(2週間に1回の交換)。「AQUA-U(アクアユー)」にも1つ付属しています。

 

【GEX】バクテリアスリムマット

GEX(ジェックス)から発売されている、交換用のろ材。同社の販売商品であるろ過槽の一部に適合しています。ろ材の中で増殖したろ材バクテリアが、長期間水質を維持してくれます(3週間に1回の交換)。

 

【GEX】クリーンバイオ

GEX(ジェックス)から発売されている、ネット個包装のろ材。上部式フィルターをはじめ、様々な様式のろ過槽に使用することができます。ノーマルタイプと、ろ過バクテリアの定着が早いリングタイプが存在します。

[icon name=”arrow-circle-down” class=”” unprefixed_class=””]クリーンバイオーN
[icon name=”arrow-circle-down” class=”” unprefixed_class=””]クリーンバイオリングーN

飼育水が完成した(生物ろ過が安定した)かどうかを見定めるためには、水質検査用の測定試薬や試験紙などが必要になります。指標としては、亜硝酸塩が検知されないようになれば生体を入れる準備が整ったと言って良いでしょう。

 

 

底砂

「AQUA-U(アクアユー)」において底面式フィルターを採用する場合、ろ材としてこの底砂が必要になります。粒があまりにも細かいと目詰まりを起こしてしまうため、粒サイズ2mm以上の砂を使用して下さい(逆に粒が大きすぎるとろ過効率的が下がるため注意)。底面式フィルターを採用せず「ベースパイプ+ストレーナー&スポンジ」を使用する場合は、細かい砂を敷いても大丈夫です。水槽の立ち上がりを早くしたい場合は、バクテリア付きのものを選択しましょう。

 

【JUN】プラチナリーフサンド

JUN(ジュン)から発売されている、100%天然サンゴ砂。ろ過バクテリアの定着しやすい多孔質構造なので、ろ材としても使用できます。超極細から粗目特大まで、サイズバリエーションも豊富です。底面式フィルターを採用する場合は「No.5(中目サイズ)」以上のものを。「ベースパイプ+ストレーナー&スポンジ」を使用する場合は「No.0(超極細タイプ)」でも大丈夫です。

[icon name=”arrow-circle-down” class=”” unprefixed_class=””]No.5(中目サイズ)
[icon name=”arrow-circle-down” class=”” unprefixed_class=””]No.0(超極細タイプ)

 

ばくとサンド

ろ過バクテリアを定着させたサンゴ砂。水槽の立ち上がりが早くなります。パウダーからXLまで、サイズバリエーションも豊富です。底面式フィルターを採用する場合は「セミラージ」以上のものを。「ベースパイプ+ストレーナー&スポンジ」を使用する場合は「パウダー」でも大丈夫です。

[icon name=”arrow-circle-down” class=”” unprefixed_class=””]セミラージ
[icon name=”arrow-circle-down” class=”” unprefixed_class=””]パウダー

 

 

ヒーター

飼育する生物の種類によっては、ヒーターが必要となります。ヒーターはろ過槽(U-TOWER)内に収容することも可能ですが、水温は水が水槽に戻る過程(U-TUBE)の中で若干下がってしまうこともあります(冬季は特に)。場合によっては、ヒーターを水槽内に設置するようにしましょう。
なお、水温計もこのろ過槽(U-TOWER)内に収容する場合、ヒーターの熱が水温計に直接干渉してしまわないよう、お互いをなるべく離して設置するようにして下さい。
ヒーターには、一定水温を自動的に保つ「温度固定式(サーモスタット内蔵)」や、自由に設定温度が変えられる「温度可変式(サーモスタット内蔵)」、サーモスタットに接続して使用する「分離式(サーモスタット別途必要)」などの種類があります。使用する水槽の水量に適合したものを選択しましょう。

 

【GEX】スタンディ 36

GEX(ジェックス)から発売されている、「温度固定式(サーモスタット内蔵)」の水温26℃自動設定水量12L以下水槽用ヒーター。独自の「シャトル構造」により本体は非常にコンパクト。縦横どちらの向きでも設置が可能です。難燃性ヒーターカバーと空焚き防止機能付きの安心安全設計。

 

【GEX】セーフカバー ヒートナビ 80

GEX(ジェックス)から発売されている、「温度可変式(サーモスタット内蔵)」の水温15~35℃設定水量26L以下水槽用ヒーター。独自の「シャトル構造」により本体は非常にコンパクト。縦横どちらの向きでも設置が可能です。難燃性ヒーターカバーと空焚き防止機能付きの安心安全設計。

 

 

水温計

水温管理の必需品。アナログ式のものとデジタル式のものが存在します。水温計はろ過槽(U-TOWER)内に収容することも可能ですが、水槽とろ過槽(U-TOWER)内の水温は異なる場合があるため(ヒーター使用時)、より正確な飼育水の水温を知りたい場合は水温計を水槽内に設置するようにしましょう。
なお、ヒーターもこのろ過槽(U-TOWER)内に収容する場合、ヒーターの熱が水温計に直接干渉してしまわないよう、お互いをなるべく離して設置するようにして下さい。

 

【GEX】クリスタル水温計

GEX(ジェックス)から発売されている、シンプルな「アナログ式」の水温計。本体サイズや封入されている白灯油の色にも様々なバリエーションがあります。

 

 

レイアウトアイテム

流木植物ライブロック人工物など、水槽を彩るレイアウトアイテムには様々な種類が存在します。これらには単にレイアウトとしてだけでなく、生体の寝床や身を守るシェルター(隠れ家)としての役割も担っています。飼育する生物に適したものを選択するようにしましょう。

種類にもよりますが、基本的にクラゲ飼育水槽内にはレイアウトを施すことができません。レイアウトが障害物となり、クラゲの繊細な体に傷が付いてしまう恐れがあるためです。

[st-marumozi fontawesome=”fa-exclamation-circle” bgcolor=”#ef5350″ color=”#fff” radius=”30″ margin=”0 10px 0 0″]レイアウトを施したい場合、ほとんど泳がないサカサクラゲなどがおすすめです。[/st-marumozi]

 

ライブロック

ライブロック(Live rock)とは、主にサンゴの死骸の表層に様々な生物が定着した状態のものを指します。ろ材と同様バクテリアの住処となって水を浄化してくれたり、生物のシェルター(隠れ家)としても働きます。