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【ナンヨウハギの飼育方法】成長速度に要注意。植物質の餌で健康維持を

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こちらでは「ナンヨウハギ」の飼い方について、学名・英名・全長・水温・餌・混泳(喧嘩)・寿命・繁殖・かかりやすい病気などの要点を踏まえつつ詳しく解説していくと共に、関連グッズのご紹介も行っていきます。

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ナンヨウハギの飼育方法

成長スピードの速さには要注意!

映画「ファインディングニモ」や、その続編「ファインディングドリー」で一躍有名となったナンヨウハギ。その飼育自体は比較的容易ですが、いくつかの注意点もあります。

まず1つ目はその成長スピードです。彼らの成長スピードは異様に早く、水槽が大きければ大きいほどそのスピードは加速します。これは彼らが水槽の大きさに合わせて、自身の成長をコントロールしているからです。この事は別にナンヨウハギだけでなく、他のどんな魚にでも共通します。しかし逆を言えば、「水槽が狭ければ成長スピードも遅くなる」ということにもなります。ただこれは生体にストレスを与えてしまう原因ともなりますので、「水槽がどれだけ小さくても飼える!」という訳ではありません。ストレスを常に感じている個体は病気にもなりやすくなってしまうため、ある程度余裕を持って、少し大きめの水槽を用意しましょう。

そして2つ目の注意点は、混泳(喧嘩)についてです。その個体の性格にもよりますが、ナンヨウハギは基本的に他の魚との混泳は可能です。ただ、新入りに対しては割りと手厳しかったりするようです。しかしそれでも、相手が死ぬまで追い回す…ということは少なく、「いつの間にか仲良くなっていた」なんてことが多い印象があります。
ですが、同じハギ類同士では高確率で喧嘩をします(キイロハギとは何故か仲良し)。特にナンヨウハギ同士であればほぼ確実に喧嘩をするようです。なので、よほど広い水槽でない限りは、1個体だけの投入がおすすめです。

ちなみに、夜になるとライブロックの間などでナンヨウハギが横たわっていることがありますが…それは彼らが寝ているだけなのでご安心を。そっとしておいて。
その他ナンヨウハギの飼育方法に関しては、以前に書いた「キイロハギの飼い方」をご覧下さい。食性や性格などは基本的には似ていますね。

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[icon name=”hand-o-right” class=”” unprefixed_class=””] POINT!

  • 成長スピードが速い。大きい水槽ではその速度がさらに増すので注意。
  • ハギ類とは高確率で喧嘩をする。
  • 夜になると横になって寝る。死んではいないのでご安心を。

 

 

学名

Paracanthurus hepatus

英名

Blue tang
Palette surgeonfish
Regal tang

全長

約30cm。

水温

25℃前後。

人工飼料・冷凍飼料・生き餌。
好き嫌いはあまり無し。
海藻類もしくは植物質を多く含む人工飼料を与えると状態良く育つ。
水槽内で勝手に生えてきた海藻なども食べる。

混泳(喧嘩)

ハギ類以外であれば基本的に可(キイロハギとは何故か仲良し)。
新入りには手厳しく当たるも、数日後には止めていることが多い。

寿命

10年前後。

繁殖

情報あまり無し。

かかりやすい病気

白点病。

 

 

 

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