こちらでは「ルリスズメダイ」の飼い方について、学名・英名・全長・水温・餌・混泳(喧嘩)・寿命・繁殖・かかりやすい病気などの要点を踏まえつつ詳しく解説していくと共に、関連グッズのご紹介も行っていきます。
CONTENTS
ルリスズメダイの飼育方法
安くて丈夫で綺麗!しかし性格がきつい
その鮮やかな青い体から、別名「コバルトスズメダイ」とも呼ばれている本種。水槽を彩るにはもってこいの美しさと丈夫さを持ち合わせた彼らは、パイロットフィッシュとしても大活躍してくれるでしょう。しかし、問題なのはその性格の強さ。縄張り意識が非常に強いため、小さな水槽であればあっと言う間に全てが彼らのテリトリーとなってしまいます。その攻撃執念もまた恐ろしく、最悪の場合相手が死ぬまで追いかけ回します…。おまけに同種間でも頻繁に喧嘩をするため(ペア以外)、扱いには十分気を付けなければいけません。
ルリスズメダイによるいじめ予防策としては、「隠れ場を沢山作る(もしくは全く作らない)」、「広い水槽に移す(他の生体を投入後一番最後に)」、「ルリスズメダイより強い魚しか入れない」、「レイアウトを一度崩す(その後いじめが再発する可能性は有り)」などが挙げられます。
すぐに餌付き、病気にも強く、そこまで大きくもならず、おまけにとても綺麗…ですが、扱いには要注意です。パイロットフィッシュとして使用する場合は、「後々彼らをどう扱うか(どの水槽に入れるか)」を事前に決めておく必要があります。その水槽にそのまま入れておくと、レイアウトを施した瞬間真っ先に縄張りを作ります。そうなると、後々入れた魚達がいじめられる可能性はもっと高くなってしまうでしょう。
「それでも小さくても青い魚を入れたいんだ!」と思われる方には、デバスズメダイをおすすめします。
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[icon name=”hand-o-right” class=”” unprefixed_class=””] POINT!
- 別名「コバルトスズメダイ」とも呼ばれている。
- 縄張り意識が非常に強いため、扱いには要注意。同種間でも頻繁に喧嘩をする。
- 「青くて小さくて群れるお魚がほしい」という方にはデバスズメダイをおすすめ。
[st-marumozi fontawesome=”fa-exclamation-circle” bgcolor=”#ef5350″ color=”#fff” radius=”30″ margin=”0 10px 0 0″]自分の何倍も大きな魚にも臆することなく泳ぎ回るため、大型魚との混泳には向いています(ルリスズメダイが食べられてしまう可能性はありますが)。[/st-marumozi]
学名
Chrysiptera cyanea
英名
Sapphire devil
全長
約6cm。
水温
25℃前後。
餌
人工飼料・冷凍飼料・生き餌。
好き嫌いはあまり無し。
混泳(喧嘩)
非常に気が強く、縄張りに入った相手を死ぬまで追いかけ回す。同種間でも同様(ペア以外)。無脊椎動物であれば問題なし(よほど小さくない限り)。
寿命
3年前後。
繁殖
環境さえ合えば水槽内でも産卵させることの出来る、数少ない海水魚の一つ。しかし産まれてくる稚魚が非常に小さいため、餌の確保が難しく、飼育は極めて困難。
かかりやすい病気
あまりかからず。
ルリスズメダイ関連アイテム紹介
おすすめの飼育アイテムや関連グッズを多数ご紹介!
以下では、ルリスズメダイの飼育関連アイテム(生体・餌・混泳可能生物・おすすめ飼育アイテム等)に加え、本種関連のグッズ(図鑑・写真集・フィギュア・インテリア・ファッション等)も多数ご紹介しています。お見逃しなく!
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