こちらでは「オヨギイソハゼ」の飼い方について、学名・英名・全長・水温・餌・混泳(喧嘩)・寿命・繁殖・かかりやすい病気などの要点を踏まえつつ詳しく解説していくと共に、関連グッズのご紹介も行っていきます。
CONTENTS
オヨギイソハゼの飼い方
小さくて可愛いハゼ。群れでの飼育がおすすめ!
赤と白のストライプが特徴的な美しいハゼ。成長しても3cm程にしかなりませんので、大きい水槽内ではやや目立ちにくいかもしれません。しかし彼らは群れを作るため、群泳させれば水槽がパッと華やかになるでしょう。また群れを作らせるということは、か弱い彼らにとっても喜ばしいこと。群れの1匹が敵などの気配を感じると、群れ全体が一斉に物陰へ隠れます。まさに自然での光景が水槽で観察できるわけですね。とっても面白い。
このようにとっても臆病な上に、他の魚の口に丁度入りやすいサイズであるオヨギイソハゼのために、隠れ場(逃げ場)となるライブロックなどはなるべく多めに入れてあげた方がよいでしょう。また、水槽に投入後すぐはみんな散り散りとなって隠れるかもしれませんが、心配ご無用。数日経てば環境に慣れた個体から続々と表に出てくるようになるかと思います(それまでに他の魚にやられていなければ…)。
その他の注意点としては、餌付けなど挙げられます。始めのうちは人工飼料をなかなか食べない(表にも出てこない)可能性が高いです。そんなときは生き餌のブラインシュリンプなどがおすすめです。オヨギイソハゼの小さな口にも入りやすく、おまけに彼らは元々プランクトン食であるため、高確率で食べてくれます。生きたブラインシュリンプはライブロックの間等にも勝手に泳いでいくため、隠れているオヨギイソハゼも食べられますね。ブラインシュリンプと人工飼料を混ぜて与え続ければ、その内人工飼料だけでも食べてくれるようになりますよ。ちなみに、冷凍プランクトンもよく好んで食べてくれます。
[icon name=”hand-o-right” class=”” unprefixed_class=””] POINT!
- 群れでの飼育がおすすめ。
- 体の大きさと気の弱さから捕食されやすい。ライブロックなどで隠れ場を沢山作る必要あり(慣れればちゃんと出てくる…多分)。
- 慣れるまではブラインシュリンプ等の生き餌を中心に。徐々に人工飼料を併用していく。また、冷凍のプランクトンなども大好物。
学名
Eviota bifasciata
英名
Twostripe Eviota
全長
約3cm
水温
25℃前後
餌
人工飼料・冷凍飼料・生き餌。
好き嫌いはあまり無いが、口が小さいため、大きな餌は食べづらい。細かいフードもしくは小さなプランクトン類がおすすめ。
混泳(喧嘩)
非常に臆病な性格のため、気が強いスズメダイの仲間とはもちろん、他の魚との混泳ですらやや困難。場合によっては表に全く出てこないこともあるため、隠れ家は必須。群れをつくると安心するため、複数個体飼育がおすすめ。
寿命
3年前後
繁殖
環境さえ合えば水槽内でも産卵させることの出来る、数少ない海水魚の一つ。しかし産まれてくる稚魚が非常に小さいため、餌の確保が難しく、飼育は極めて困難。
かかりやすい病気
あまりかからず。
オヨギイソハゼ関連アイテム紹介
おすすめの飼育アイテムや関連グッズを多数ご紹介!
以下では、オヨギイソハゼの飼育関連アイテム(生体・餌・混泳可能生物・おすすめ飼育アイテム等)に加え、本種関連のグッズ(図鑑・写真集・フィギュア・インテリア・ファッション等)も多数ご紹介しています。お見逃しなく!
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