その組み合わせは実に1365通り!?繋げて飾れるクラゲのジオラマガチャがQualia(クオリア)より発売されました。リアルで美しいクラゲを連結すれば、ダイナミックなジオラマオブジェに大変身!完成度の高い一品です。
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Qualia(クオリア)とは?
「自分らしさ」を大切にしたカプセルトイ会社
ラテン語で「自分らしい」という意味をもつQualia(クオリア)。社名が示す通り、「自分らしく」をテーマにしたカプセルトイを日々製作しているそうです。生き物を題材にしたアイテムも多く、2016年創業という比較的新しい会社でありながらも現在は多くの水族館と提携しており、多数のオリジナガチャを世に送り出しています。
JOIN collection クラゲ
組合わせは1365通り!?細かな仕様が嬉しい
今回ご紹介するのはQualia(クオリア)から発売されている「JOIN collection」シリーズの第1弾「クラゲ」です。透明感のある美しいクラゲがリアルに再現された本アイテム。それだけでも欲しい…ですが、喜ぶのはまだ早し!なんとこちら、台座を組み合わせることにより1つのジオラマオブジェとなるのです。その組み合わせはなんと1365通り!ラインナップは5種あるのに台座が4つしか連結できないというのはやや疑問ですが…台座から伸びるフィギュアの固定台には3つの穴が開いているため、5種全てを組み合わせて飾ることは実質可能です。ちなみにこの台座はどの台座とでも組み合わせがきくため、「同じクラゲが出た!」となっても大丈夫。これは嬉しい仕様ですね。2018年7月に販売開始の本アイテムは「JOIN collection」の第1弾ということですが…これは今後第2、第3が登場するものと期待しててよいのでしょうか?
そのラインナップは?
「JOIN collection クラゲ」のラインナップは計5種。いずれも聞き覚えのあるクラゲたちですね。個人的にはシーネットルがお気に入り。全体的にクオリティはかなり高く、特にタコクラゲは表層の透明感がうまく出ておりびっくりしました。ここからは、そんな5種を簡潔にご紹介していきます。
ミズクラゲ
クラゲと言えばミズクラゲ。恐らく日本において最も馴染みのあるクラゲだと言えるのではないでしょうか?4つの生殖線(兼胃)が目に見えることから、「ヨツメクラゲ」とも呼ばれています。やや口腕が垂れ下がっているのが若干気になりますが、その透明感といい色合いといい、かなり完成度の高い一品です。
サカサクラゲ
クラゲなのにほとんど泳がず底でじっとしているという、何ともヘンテコなクラゲ。丈夫なうえ水流を必要としないため、飼育面においてはクラゲの中でもかなり楽な部類に入ります。体内に褐虫藻と呼ばれる藻類を共生させているため、植物のように光合成をして養分を得ることが可能です。
タコクラゲ
クラゲは基本的に遊泳力が乏しいものと思われがちですが、このクラゲは違います。好きな方向に力強く泳ぐことができ、どことなく忙しない印象を受けますね。しかしそのキノコのようなシルエットと可愛らしい水玉模様から、人気の高いクラゲでもあります。サカサクラゲ同様、体内の褐虫藻により光合成をして養分を得ることが可能です。
ビゼンクラゲ
中華の高級食材としても名高い美味なクラゲ、ビゼンクラゲ。エチゼンクラゲなどと同じく中華クラゲの原材料にもなっていますが、上記のクラゲたちに比べるとその知名度はやや低めなのではないでしょうか?分類学的にはミズクラゲと同じ仲間に属します。フィギュアで見ると小さなクラゲであるように感じますが、実際は成長すると約1mにも達する比較的大型のクラゲです。
シーネットル
この5種のフィギュアの中では一番大型。長い触手がとても綺麗ですね。しかし、「綺麗なバラには棘がある」とも言うように、このシーネットルは極めて強い毒を有しています。日本の水族館でも時々見かけるようになりましたが、決して素手で触ってはいけないクラゲの1つと言ってもよいでしょう。
個人的レビュー
完成度も高く、ついつい集めたくなる!次回作にも期待!
これまでに様々なクラゲガチャを見てきましたが、その中でもかなりクオリティの高いアイテムだと思います。クラゲのストラップ等を見かけることはあっても、こうして飾れるクラゲというのは意外にもありませんでしたし、個人的にはとても良かった!複数個を組み合わせて飾れるという点も面白いですね。そしてまかさの6回買って全5種コンプリート…クラゲに愛されてるのか!?
何がともあれ、今後もこの「JOIN collection」には期待できそうですね。